もくじ
第15回福岡ミネラルショー
2021年11月26日~28日に開催された第15回福岡ミネラルショーに行ってきました。
とりあえず初日のお昼頃に行きましたが、新型コロナも収まりつつあるタイミングということもあってか、平日にもかかわらずかなり人が入っていた印象です。
(初日は一人で行ってきましたが、たぶん最終日に知人と一緒にもう一度行くと思います。)
会場がそれほど広くないので出展している業者さんの数は東京や大阪のショーと比べるとそれほど多いとは言えませんが、ミネラルマルシェにもよく出展している業者さんから、ミネラルマルシェでは見かけない業者さんまで、様々なお店が出ていました。
ショーへの参加は数か月ぶりとなりましたが、半年前の福岡のショーで会った業者さんや、福岡以外のショーで知り合いになった業者さんたちともお話できて、久しぶりに仕事から完全に離れて楽しい時間を過ごせました。
ショーが終わると会場の配置図の情報が無くなってしまうので、配置図をスキャンした画像を残しておきます。
入手した石のまとめ(作成中)
十字架型ルチルクォーツ
ブラジル産のルチルクォーツ(詳細な産地を聞き忘れたので今度確認しようと思います)で、十字架のような形状をしています。
【追記:産地はNovo Horizonte, Bahia, Brazilでした。】
Art Crystal Tokyoさんのところの石で、かなり前に写真を見せてもらったものの、とても手が届く価格ではなかったのですぐには購入できませんでしたが、いつか買いたいなと思っていてついに入手できました。
6.5kgあるので気軽に持ち運べませんが、とにかく迫力がすごいです。
研磨も一切されていないオールナチュラルなので、表面は若干曇った感じの部分が多く、さらに結晶が大きく分厚いのでぱっと見は不透明に見えがちですが、実際には根元部分を除くと透明度は非常に高く、反対側が見通せます。
分厚いため色がかなり濃く暗く見えますが、分類的にはシトリン(無処理)のルチル入りになるそうです(近くで見ると実際淡めに見えます)。
動画も撮りたいと思っていますが、手で持って撮るのはもちろん、ちょっと角度を変えたりするのもなかなか大変なので、きれいに見える条件で撮るのが難しく放置したままになってしまっています。
ルチルクォーツ(その2)
こちらもArt Crystal Tokyoさんのところの石です。
7kgとのことで、こちらも運ぶのが大変でした。
先端部分は侵食されていたり割れていたりして結晶の形はあまり保たれていませんが、根元の方を中心に太いルチルが入っています。
【追記:こちらも、産地はNovo Horizonte, Bahia, Brazilとのことです。】
これも大きいので分かりづらいですが、大きさの割に透明度は高いです。
十字架型のルチルクォーツと比べるとちょっと見劣りする感は否めないですが、先端部分に土壌の鉄分らしき赤茶色の着色があったりと、個人的にはとても好きです。
水晶(ガネーシュヒマール産)
Crystal Garage GAIAさんのところの石です。
こちらのお店では以前にもガネーシュヒマール産の水晶を購入しましたが、今回新たに追加購入となりました。
母岩付きの水晶で、繊維状の角閃石らしき内包物や、母岩の方には青っぽい結晶(お店の人の話では、アクアマリンかも?とのこと)が顔を出しているなど、個性的な石です。
水晶自体は長さ20cm程度で細長いのでそこまで大きくはないですが、母岩もあるので全体の重さは3kg弱くらいでした。
重たいのと、母岩がやや脆くて触っていると細かい砂が落ちてくることがあるので、あまり動かさないようにして部屋に置いています。
水晶の部分はレーザークォーツのような先細り型で、ヒマラヤ水晶によくある条線が横にも縦にもいっぱい入っているタイプです。
条線が非常に細かいので表面の照り感が割と強めになっています。
先端に近い部分ほど母岩や土等の付着物が少なく透明感が高くなっていますが、大き目の石ということもあって手で持ちながらカメラ(スマホ)でうまく撮るのがなかなか難しいです。