M-Stone Minerals in 博多(2022年7月18日)に行ってきました

M-Stone Minerals in 博多

M-Stone Mineralsさんの個展が2022年7月18日に博多で開催されました。
6月の熊本ミネラルマルシェでM-Stoneさんのところでアクアマリンの原石を購入した際、ポスターサイズの写真を付けてくれるサービスをお願いしたところ、この個展の時に持ってきてもらえるという話になっていたので、写真をもらいに行ってきました。
その前日まで広島で開催されていたミネラルマルシェには仕事の都合で行けなかったので、福岡市在住の人間からすると博多まで来てもらえるのは本当にありがたいですね。

開催場所は福岡ミネラルショーでおなじみの南近代ビルでした。

福岡のミネラルショーと言えばここ。

入り口のところに看板が出ていました。
会場は7階とのことで、エレベーターで向かいます。

よく見るとMineralの綴りが微妙に・・・。

同じく看板の綴りが・・・。

写真を受け取る前に、一通り展示されている標本を見て回っていたところ、新しく入ってきたというイギリス産のきれいなフローライトを発見。
色がきれいな緑色で窓際に持っていくとはっきりと青く蛍光するタイプの単結晶で、同じタイプの石が複数あったのでどれにしようかと迷ってみたり、アクアマリン(海の日ということで)を見てみたりと、数時間ほどうだうだ過ごしました。
その途中、小さめの標本たちの中にぽつんと置かれていたフローライトのクラスターが目に入ってしまい、結局単結晶ではなくそちらをお迎えすることに。
さらに、新着できていたスイス産のグウィンデル水晶もいいなと思ってしまい、お店の人の「もう次に来たときには売れてると思う」という強く背中を押す一言で、こちらもまとめてお迎えしました。
来月の北九州ミネラルマルシェのために貯めていた予算をこちらで使い果たしてしまった感じです。
悔いはないですが、来月どうしようか・・・。

去年もM-Stoneさんの個展が同じ場所で開催されていて、その時も見に行ったんですが、当時はまだ原石は水晶以外興味が無かったのでM-Stoneさんのところは素通りして同じフロアに来ていた別のお店の方に行っていました。
が、水晶以外にもはまり始めた今となっては素通りどころか何時間もべったり張り付いてしまう状態です。
規模が大きいミネラルショーとは違って、一か所にとどまってじっくり見続けることができるのが個展の良いところだなと改めて感じました。

入手した石たちのまとめ

フローライト(イギリス産)

単結晶のどれを買うか迷っていた時見つけてしまい、見た瞬間に惹かれた石です。
これまである程度の大きさの水晶ばかり集めてきていたので、大きさのある石についつい惹かれてしまうというのももちろんありますが、お店の人に聞いたところ、単結晶の方は今採掘が進んでいるところなので今後も手には入るが、こちらはもう採掘していないので新しいものは出ないと聞いて、迷わずこちらにしました。

フローライトについてはつい最近まで全く関心が無かったので産地的なことには詳しくないですが、ロジャリー産とのことで、もらったカードにはこんな風に書いてありました。

Fluorite
Rogerley Mine,
Frosterley, Weardale,
County Durham, England, UK

室内の普通の照明でははっきりしたグリーンで透明感もあり、見ていると森林浴しているような気分になれます。
ライトで照らすと透明感がより出てきて、幻想的でRPGとかに出てきそうな雰囲気になります。

置かれていたフローライトの中でもこの石は紫外線への反応が最も強いタイプだそうで、実際に窓際近くに持っていくとはっきりと青く蛍光します。

ブラックライトだと、相当離れたところから当てないと傾向が強すぎて原色の絵の具を塗ったようになって不透明に見えてしまいます。

フローライトもはまると底なし沼っぽい感じがします。

グウィンデル(スイス産)

スイス産のグウィンデルのスモーキークォーツです。
マニアックな石ではありますが、最近どんどん値上がりしていっているようで、この値段ではもう手に入らない(次に買おうとしてももう売れてしまっている)気がして、お店の人からもそう言われたのもあり、ちょうどいいタイミングなので思い切って入手しました。
カードの記載によると、産地等については以下の通り。

Quartz
Gwindle, var, Smokyquartz
Zinggenstöcke,
Oberaar lake area, Bern,
Switzerland

日本語ではグウィンデルと言うのでGwindelだと思っていたら、カードと台座にはGwindleと書かれていたので、色々検索して調べてみたところ、Gwindelの方が圧倒的にヒット数が多かったので、Gwindelが正しいのかもしれません。
(英語であればGwindelでもGwindleでも第2音節目が無強勢音節になり発音はほぼ同じになりそうなので、どちらでもいいのかもしれませんが・・・。)

見る角度にもよりますが、透明度もとても高く、向こう側が透けて見えます。

とり氏の顔も透けて見えます。

どちらにしても、ダブルポイントの石がねじれながら重なったような形状で、グウィンデルに間違いないと思います。
画像検索して引っかかってくるグウィンデルの写真と比べると、ダブルポイントの数が少ない(あまり多く積みあがっていない)感じもしますが、そのおかげで小さい亀っぽく見えて、これはこれでかわいいと思っています。
むしろ、亀っぽいところに惹かれて購入を検討したという方が正しいかもしれないです(自宅に亀っぽい水晶が一匹いるので、そいつと並べて置きたいなと・・・)。

親子亀。白い方はインドのマニハール産の水晶で、若干ねじれていますがグウィンデルとまでは言えない感じの石です。

水晶ポイント(コロンビア産)

鉱物標本とは別コーナーで、あり得ない値段でコロンビア産の小さい水晶ポイントが置いてあったので複数購入しました。
周囲の石に興味がある人へのお土産として配りたいと思います。

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