霧島行き2日目です。
初日はこちらから。
もくじ
2日目:霧島神宮、高千穂河原
2日目、まず朝に温泉に入ってからお出かけの準備。
宿は食事は付かない(自炊できる設備やお皿は備え付けられていましたが、材料買ってきていない)ので、来るときに買っておいたブドウやパンを食べて車へ。
起きたときは曇っていたけれど、風呂に入ったりしている間に晴れてきて、ちょうど直射が当たる場所に停めてしまったので社内の気温が上がってしまったようでした(気温は高くはなかったけど、直射日光が当たる社内はやはり暑くなってしまいますね。とり氏、ごめんね)。
とり氏が口を開けて暑がっていたので、すぐに車から出して水を飲ませて&かけてクールダウン。
とり氏がハアハア言わなくなるまで待って、それから霧島神宮の方へと向かいました。
霧島神宮に向かう途中、地球の色 Bunga~ブンガ~さんとアマテラス喫茶さんへ
霧島神宮へ向かう途中、道沿いにある「地球のいろ Bunga~ブンガ~」さんに立ち寄りました。
このお店はヒマラヤ水晶を扱っているお店だということをYoutubeで見たことがあり、行ってみたいと思っていて、ちょうどこの日は営業日ということでちょうど良いタイミングでした。
お店の中には大小さまざまな水晶のほか、衣類や雑貨等も扱われていましたが、石沼特有の症状で石にしか目が向かず、お店に着いたのは11時くらいだったのに、石を見ているとあっという間にお昼を回ってしまっていました。
ガネーシュヒマールのモリオンがとてもピカピカして惹かれましたが、たまたま手持ちのお金が無くて断念し、普通の透明なタイプの水晶の中から一番惹かれたパイライト入りの水晶ポイントを購入することにしました。
なお、ガネーシュヒマールのモリオンは近いうちに新しいものが入荷するとのことだったので、また見に行きたいです(が遠い・・・もう少し近かったらなと)。
店主の方はとても親切で素敵な方で、霧島神宮に行くと言ったら、高千穂河原とか御池、霧島東神社、その他お勧めスポットなども教えてもらえたうえに、お昼を食べに行っている間とり氏が熱中症にならないようにとお店の中で預かってくださいました。
ちなみに、お昼はBungaさんのすぐ隣にあるアマテラス喫茶さんでそば定食をいただきました。
そばの出汁と天ぷらがとても美味しかったです。
で、ちょうど食べ終わったころに天気が急変し、雨が土砂降りに。
ちょっと待っても止みそうになかったので、預かってもらっていたとり氏を迎えに行き、車で霧島神宮へ向かって再度出発しましたが、雨が激しすぎてワイパーを最高速度で動かさないと何も見えないくらいの状態でした。
途中コンビニの駐車場でしばらく待機していたら、ようやく多少小降りになってきたので、再度霧島神宮に向けて走り出しましたが、今度は霧が凄くなって景色が全然見えませんでした。
霧島の「霧」はやはり霧がよく出るからそういう名前になったということなんでしょうかね?
霧島神宮
平日の午後でかつ大雨だったので、道も空いていてスムーズに目的地に到着できました。
とり氏は神社の中には連れていけないので駐車場でお留守番してもらい、神宮内を散策してみましたが、境内の広さから木の生え方まで、普通の神社とは格が違う感じがしました。
お参りをしてから入り口の近くにある休憩所に行ってみると、お土産品や飲食物に混ざって霧島神宮の境内の林で採れた薪が売られているのを発見。
薪ストーブを持っている知り合いのためにお土産として購入してみました。
ばら売りの最小単位が1束なんですが、それだけで約9 kgもあって、雨で傘さしながら駐車場まで持っていくだけでも結構大変でした。
高千穂河原へ
霧島神宮への参拝を終えた後、高千穂河原へ。
ここは昔霧島神宮があった場所とのこと。
昔は山そのものがご神体ということで、山の上に神社が作られていたらしく、入り口付近の駐車場の場所自体がそもそもかなり山の上にありました。
途中、結構狭い山道があったりしましたが、時間が15時を回っていたのと、天気が良くないということもあり、しかも平日なので車が少なく、余裕で走ることができました。
またしてもとり氏には駐車場で留守番していてもらい、古宮址へ。
駐車場からすぐのところにまず鳥居があって、ここを過ぎた時点でかなりパワースポットっぽいというか、神聖な雰囲気を感じました。
先に行った霧島神宮もとても神秘的な雰囲気でしたが、それよりも古宮の方が遥かに凄みがありました。
道にごろごろと転がっている石から自然の険しさみたいな印象を受けつつ、坂道を登っていくとまた鳥居が。
そして鳥居の先には祭壇らしきものが。
場所全体から自然の圧倒的なパワーっぽいものが感じられる空間でした。
Bungaさんのところでも現在の霧島神宮よりもこちらの方がお勧めと言われましたが、来てみてその理由が分かった感じがしました。
ただ、ここはまだ序の口というか2代目の社殿の址のようで、看板によるとさらに山を登ったところが初代の霧島神宮があった場所なのだとか。
登山道、本当に山道っていう感じの道で、しかもでっかく注意と書かれた看板もありますが、せっかく来たし、ちょうど雨も止んできたということで、行けるところまで行ってみるかなというくらいの軽い気持ちで登山道へ。
ずっと石畳+階段が続き・・・コロナ禍でずっと家にいる毎日だったこともあり、すぐに息が上がってバテバテ状態に。
登る途中で持ってきた水晶玉を出してみると、さすがパワースポットだけあって水晶玉の中に虹が!
(というのは冗談で、木がたくさんある中で水晶玉を見ると、虹がいっぱい出ますよね。クラックに出る虹とは違って、光の屈折の関係なんだろうと思いますが。)
それでも根性で登っていくと、徐々に道にゴロゴロ落ちている赤っぽいの割合が増え始めます。
いかにも火山の噴火と関係してそうな感じの石です。
そして、急に視界が開けてきたころには、石畳もなくなり本当に岩と赤石ばかりの山道に。
息切れしているだけでなく、汗だくでマスクがべちょべちょに(そもそも誰かとすれ違うことすらなかったので、最初から外しておけばよかったんですが・・・)。
でも、てっぺんまであとちょっとっぽいのでもう少しの辛抱。
あとちょっとっぽいのでもう少し頑張ろう。
あとちょっとっぽい・・・?
まだ草木が多少生えているところだと多少登った感も出るんですが、さらに進むとどれだけ登っても岩だらけの道の景色しかなくなってしまい・・・。
いくら登っても全然てっぺんに着く気配なしで、心が折れる音が聞こえる感じでした。
というかこの道、傾斜がめちゃくちゃすごくて、普通に立っているだけでも大変なほどの道だったので、今回は普通の観光客みたいな恰好に普通のスニーカーで傘持って来てしまいましたが、それほど気軽な感じで来るところではないことにようやく気づきました。
もう充分なほど登ってきたけれど、行程的にはまだ半分くらいっぽいし、しかもまた雨が降り始めてきて、時間的にも17時近くなっていたので、霧島神宮の元宮まで行くのは諦めて下山することにしました。
下り始めてすぐに足がプルプルと震えだし、下りのほうが足腰に来ることを痛感しながら、何度か足を滑らせて転びつつ下山しました。
普段山登りをしない自分にとってはめちゃくちゃ険しい山道でしたが、大昔は山全体がご神体で、崇拝と畏怖の対象だったというのも納得だなという印象を受けました。
次回来るときは準備をしっかりして元宮までたどり着きたいと思いました。
最後に、せっかくパワースポットに来たので、持ってきた水晶玉を持って記念撮影。
宿へ
その後は宿に帰って再び温泉へ。
山登りの疲れも温泉で吹っ飛んで・・・という風にはならず、山を下りている間は単に足の筋肉がプルプルと震えているだけでしたが、時間が経つにつれて筋肉痛がすごくなり、普通に歩けないくらいになってしまいました。
ただ、筋肉痛は翌日中までで完全に収まったので、温泉に入ったおかげで回復は断然早まったんだろうとは思っています。
宿のおじさんの話では、昼間の大雨で温泉のすぐ前の広場に大量の水が溜まって大変だったとのことですが、山登りして帰ってきたころには何とか元通りになっていたようです。
最後にとり氏をケージから外に出して、水浴びと宿の周りで少しお散歩させて、この日は終了。
(3日目に続く)