とり氏のお散歩:清水の滝(名水・パワースポット巡り)

先日は清水湧水に行ってきましたが、今回は清水の滝に行ってきました。
よく似た名前ですが、前者は福岡県うきは市、後者は佐賀県小城市にあり、全く別の場所になります。
なお、行ったのは2021年10月5日で、以下の内容はその時の情報に基づくものです。

清水の滝(佐賀県小城市)

水晶をはじめとして色々なパワーストーンを身近に置いていることもあって、パワースポットに出かけたり、きれいな水が流れる場所に行って石の浄化をするのが趣味のようになっています。
10月に入ってかなり涼しくなってきたなと感じるようになってきましたが、ここ数日は天気が良すぎて日中の家の中が真夏のように暑い!ということで、とり氏を涼しいところに連れていき、かつ石の浄化もできるという条件を満たすようなところを探すことにしました。
この日はちょうど仕事が休みだったんですが、いつものように昼過ぎまで寝ていた関係で、この時点で15時になっていたので、家からそれほど遠くないところに限定して探していたところ、日本の名水百選の中に清水川というのがあり、その川にある「清水の滝」というのを見つけました。
場所が佐賀県ということで、福岡から県をまたいだ場所になりますが、距離的には先日行った清水湧水や麻生池(ともに県内)よりもむしろ近いようなので、ここに決定。
なお、清水の滝の「清水」は「しみず」ではなく「きよみず」と読むようです。
また、小城市は「おぎし」なんだそうです。
漢字の読みは難しいです。

以前に遊びに行った野河内渓谷を超えて、263号線をさらに南へ向かい、三瀬の峠を越えて佐賀県内へ。
途中、野菜の直売所を見つけたので休憩がてら寄ってみたりも。

とり氏のお散歩の日としては珍しく超いいお天気でした。

その後もひたすら263号線を通り、Googleマップの指示のままに曲がったりしながら走っていると、気づいたら目的地に付きました。
お金をケチって三瀬トンネル(有料道路)を避けたのでヘアピンカーブだらけの山道を通ることにはなりましたが、それを除けば走りやすい道ばかりでした。
駐車場は複数ありましたが、滝に近い方の駐車場に止めました。(駐車場まで来る道は途中にやや狭い箇所があったので、大き目の車で来る方は下の駐車場に止める方がいいかもしれません。)

着いたときにはすでに16時40分過ぎで、人は少なめでした(が、その後もちょいちょい人が訪れていました)。

駐車場は割と広めでした。

とり氏、出動準備

普段であれば下見に行ってからとり氏を外に出すところですが、付いた時間が遅めだったので今回は最初からとり氏を出していくことにしました。
ケージを車から出して外に出そうとしますが、いつものことですが相変わらずヘタレで全く外に出てきません。

外に出ようとするどころが逆に奥の方へ引っ込んで出ようとしないので、ケージに入れたまま滝を見に行くことにしました。

とり氏、駕篭に乗って出動

駐車場から少し下ったところに、宝地院というお寺がありました。
看板によると、九州西国三十三観音霊場の二十一番札所とのことです。
案内を見ると、ここからも滝の方に行けるようですが、さらに下の方にも滝への別の入り口があるようなので、とりあえず記念撮影だけして下の方の入口へ向かいました。

まさかの立入禁止?

宝地院から少し下ったところに川が流れていて、その脇に滝の方へと続いているらしき道がありました。

ここから滝の方に行けると思いきや、入り口には赤い三角コーンが・・・。
近寄ってみると、足場が危険なため立ち入り禁止とのこと。
帰ってから小城市のウェブサイトを見てみると、「令和3年8月豪雨により滝周辺護岸等が一部崩落したため立入禁止中」なんだそうですが、基本あえて事前の下調べはしない派(その方がハプニングを含めて楽しめると考えるタイプ)なので、これも想定内。

ただ、よく見てみると「宝地院様側のルートを通行願います」とあるので、別のルートであれば行ける模様。
すぐそばにあった地図にも、今いる入り口とは別にルートがあって、奥の滝の部分で合流するような感じになっている感じの図が書かれていました。
小城市のウェブサイトには「現在立ち入り禁止」としか書いておらず、迂回して行けることは書かれていないので、事前によく調べていたら滝には行けないものと思い込んでそもそも今回のお出かけの候補地にならなかったところでしたが、あえてよく調べなかったことが今回はプラスに働いたと言えるかもしれません。

そんなこんなで、結局、先ほどの宝地院の方の入り口から入って滝を目指しました。
お寺にとり氏を連れて行っていいものかちょっと悩みましたが、滝に向かう道がここしかなさそうなので、ケージに入れたまま短時間で通り過ぎるだけということで許していただこうと。

さすが九州西国三十三観音霊場の一つだけあって、入り口付近から空気が違う感じがします。

入ってからすぐのところにある橋を渡った先は階段になっています。
結構長い階段なので、とり氏のケージを持ったままだとなかなかしんどい行程でした。

写真は階段をだいぶ上った時点でのものですが、ここまで来るのにそこそこの数の段を上る必要がありました。

階段を上った先には宝地院の建物がありました。
その脇に水が出ている場所があったので、滝に行く前に水晶玉を洗わせていただき、佐賀の町を見下ろせるデッキのようになってる箇所があったので記念に一枚。

その他、どういう関係があるのかはよく分かりませんが佐賀藩主の鍋島直大公が植えた沙羅双樹があったりもしました。
(※滝の方に行くと看板があって、過去に佐賀藩士が病気平癒を祈ってこの滝に打たれるなど、佐賀藩とこの滝の間に色々なかかわりがあるみたいなことが書かれていたので、その関係で植えられたものなのかもしれません。)

さて、宝地院の脇を通り過ぎると急な下り階段が続いていました。
ここが滝への道のようなので、さらに奥へと進むと、川が見えて滝の音がしてきました。

さらに階段を下りていくと・・・
滝に到着!

滝の周辺は水しぶきでいかにもマイナスイオン出てます的な感じでした。
常に風も吹いているので、体感気温は結構低めです。

せっかく滝に来たので、とり氏と滝全体が映るような構図で記念撮影。
滝はとり氏よりもさらに奥側なので、実際の大きさよりもとり氏がやや大きめに映っていますが、それであっても滝の大きさが伝わるのではないかと思います。

とり氏、外へ

そんな感じで写真を撮っていると、何を思ったのかとり氏が急に外に飛び出してきました。
(ちょうど動画を撮っているときだったので、動画も作ってみました。)

足の紐が手袋に付けられているものの、手袋を引きづったままどんどん高いところに上って行こうとするので、危うく手の届かない崖の方まで登ってしまいかけましたが何とか捕まえて、その後は滝の近くの岩場へ。

せっかく来たので、持ってきていた水晶玉と水晶ポイントを滝の水で浄化しました。

水晶球の中をのぞいたら、滝が下から上に流れている光景が見えたので、ちょっと動画も撮ってみました。

こんな感じでただ写真や動画を撮っていただけでしたが、滝からのマイナスイオンの効果なのかとても爽快な気分で過ごせました。
時間的に17時30分を回って暗くなり始めていたので、とり氏をケージに入れて駐車場へ戻りました。

※上に出したもの以外にも動画を撮っていたので、フルバージョン(ただすべての動画をつなげただけ)も作成してみました。
もしよろしければ見てやってください。

鯉料理

駐車場に戻るとすでに18時近くなっていたので、帰り道と食事ができるところを検索しようとしたところ、なんとこの付近ではスマホが圏外。
何も検索できなかったんですが、この付近一帯は鯉料理が名物のようで鯉料理屋さんがたくさんあったので、せっかくだからチャレンジしてみることに。
駐車場の一番近くにあった「清水屋」さんに行って食事できるか聞いてみたところOKとのこと。
2階の個室に案内してもらい、鯉料理セットというのを注文。

お店の入り口は道路から階段を下りたところにあって、2階部分が道と同じ高さになっているという構造で、部屋から先ほど歩いてきた道が見えます。
水が流れる音もしていて、とても落ち着く雰囲気でした。

そして、人生初の鯉料理が運ばれてきました。
最初に鯉の洗い。
醤油ではなく、酢味噌と薬味のネギ、柚子胡椒で食べるとのことで、お店の人に言われた通りにして食べてみたところめちゃくちゃ美味しい。
いくらでも食べれる感じで、どんどん箸が進みました。

洗いを半分ほど食べ終えたくらいのタイミングで、次は「鯉こく」が来ました。
鯉を味噌で煮たものということは「美味しんぼ」か何かで読んで聞いたことがありますが、こちらも濃厚で美味しい。
ただ、量が見た目以上に多く(全部食べ切るのに1時間近くかかりました)、食べ終わった時点では2食分食べたかもというくらい満腹でした。

お会計を済ませて外へ出ると、外はすでに真っ暗でした。
この後、来た道を戻りつつ、途中で温泉(三瀬温泉やまびこの湯)に寄って帰宅しました。

温泉のトイレに貼ってあった張り紙ですが、英語の表現が面白かったのでつい撮ってしまいました。

一言メモ

駐車場から滝の付近は携帯(au)の電波が来ていないので、その場で地図を見たり検索したりSNSに投稿することはできません。
食事したお店でも同様でした(他のお店(特に、もう少し下の方にあるお店)だったら電波は来ているかもしれません)。
基本、自分はリアルタイムでSNSにアップしたりはしないのでそこは問題なかったんですが、帰りにGoogleマップでルート検索ができなかったのがちょっと困りました。
駐車場から道を少し下るとすぐに電波が復活したので大した問題ではなかったのですが、もしこのページを見て行ってみようと思われた方は念のためご注意ください。

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