もくじ
ミスターストーンさん、MAMPUKUさん、リングさん共同展示会
2022年10月29日~30日に福岡市の薬院付近で石のイベントが開催されるとのことで、行ってきました。
各地のミネラルマルシェ等で出展されているミスターストーンさん、MAMPUKUさん、リングさんによる初の共同展示会とのことで、初日に行きましたが人が途切れることなく入っていました(中には広島や山口など、県外から来られた方もいたようです)。
個展なので通常のショーよりも展示場所が広く、ミスターストーンさんも仰っていましたが普段のショーではスペースの関係で置かれないような石も色々見ることができ、目の保養になりました。
13時頃に到着しましたが、石もきれいだし色々と話も聞かせてもらえるので、17時過ぎまでずっと石を居座り続けてしまいました。
ミネラルショーだとスペースが狭いので長居しにくいですが、個展だとそういうこともあまり気にする必要がなく、その点も良かったです。
最近、個展を開くお店が増えている感じがしますが、出展者さんにとっても見に来る側にとってもかなりのメリットがある感じがしました。
ミスターストーンさんたち、来年以降も個展を開催する予定とのことなので、うれしい限りです。
入手した石のまとめ
今回は職場に飾りとして気軽に置ける感じの石を中心に探しに行きました。
・・・が、展示会あるあるで当初の予定とは全く関係ない石に目が留まるということになってしまい、フローライトばかりお迎えすることになりました。
フローライト①(アルゼンチン産)
MAMPUKUさんのところの新着の石として入っていたフローライトです。
アルゼンチン産ですが、鉱山名等の詳細は現時点ではあまりよくわかっていないそうです。
水晶のクラスターの間に挟まったような感じの大き目の単結晶で、一部の面は不透明になっているものの、紫色の核を淡いブルーが包み込んでいて四角い水羊羹みたいになっています。
写真だと透明感や色があまり良くわかりませんが、内部のファントムの入り方がちょっと変わっている気がします。
水晶の部分全体に切れ込み(?)が入っていて成長干渉水晶っぽい雰囲気になっている点も気に入っています。
フローライト②(中国)
フローライトについては1つ目のMAMPUKUさんのところの石で満足していて、あとはミスターストーンさんの方で水晶系の石を買おうと色々見ていた(実際、水晶系の石のうちどれを買うかでずっと悩んでいた)のですが、たまたまこの石が目に入ってお迎えすることになりました。
見えにくい場所に置かれていたので3時間ほどずっと店内を見ていたにもかかわらず見落としていて、買う石を決めてお会計に行こうかなとしたときにたまたま見つけてしまいました(見落としたままでいた方がお財布には優しかったかも)。
見た目は大き目のゼリーの塊のような感じで、底面の母岩部分は不透明ですがフローライトは透明度が高く、母岩が透けて見えます。
また、底面部分に紫色のフローライトがあり、その上にブルーのフローライトが載っているような感じなので、光に透かすとところどころ紫っぽい色も見えます。
光源によってかなり色が違って見えますが、一番気に入っているのはペンライトを当てたときに石全体に現れる熱帯の海の中のような鮮やかで明るめのグリーンブルーの色合いです。
写真だとどう頑張ってもくすんだ色に映ってしまい、透明感も分かりにくいのが残念なところですが、入手出来て満足しています。
ラベルには以下のように書かれています。
産地は中国のヤオガンシャンとのことです。
Blue Fluorite
Yaogangxian Mine.
Yaogangxian W-Sn ore field.
Yizhang County.
Chenzhou Prefecture.
Hunan Province, China.
アメシスト(インド産)
インドのカルール産のアメシストです。
小ぶりなサイズの母岩の上に細かいアメシストが群生しています。
ミスターストーンさんによると、この産地のアメシストは母岩(雲母中心)が取れてしまった状態で見つかることが多い(そうなるといわゆるフラワーアメシストになる)そうですが、この石は母岩がしっかり付いていて置いた感じも安定しています。
この石はもともと職場に飾りとして置いておくつもりで選びましたが、キラキラしていてきれいなのでちょっともったいないような気もしてきました。