第17回福岡ミネラルショー(2022年11月18日~20日)に行ってきました

第17回福岡ミネラルショー

2022年11月18日~20日に第17回福岡ミネラルショーが開催されました。
近場(九州)では年内最後の大きな石関連のイベントということで、取り置きをお願いしていた分を受け取りに行きがてら、いつもお世話になっているお店の方々に会う挨拶してきました。

会場は毎度おなじみの南近代ビルでした。

今回は金・日曜日が無理で19日の土曜日に行ったんですが、土曜日も午前中~昼に仕事があった関係で、付いたのが16時ちょっと前くらいになってしまいました。
遅めの時間帯だったからか、会場内は大混雑という感じではなかったですが、週末ということもあってかそれでも人が少ないという感じはありませんでした。

今回の主な目的は取り置きをお願いしていた石(ブルートパーズの原石)を受け取りに行くことだったので、早速目的を果たすためにおなじみのArt Crystal Tokyoさんへ。

Art Crystal Tokyoさんのブース。撮影の許可をいただいたうえで撮っています。

ブルートパーズの原石を受け取った後は、会場を回って以前にヘリオドールの原石を購入した絹麻さんのところでアクアマリンのネックレス(?)を衝動買いして終了となりました。
・・・なだったんですが、その後Art Crystal Tokyoさんにデンバーのショーで新たに入ってきた石があるとのことで色々見せてもらうこととなり、当初購入予定ではなかったものまで迎えることになりました。
衝動買いはしないと心に決めて行ったにもかかわらず、嗚呼(でも後悔していないのが石沼)。

会場に着いたのが遅かったので、すぐに閉場時間となってしまい、不完全燃焼気味での帰宅となりました。

さて、ショーが終わると会場の配置図の情報がショーのページから消えて無くなってしまうので、いつものように自分の記憶用として配置図のファイルを残しておきます。

参考 第17回福岡ミネラルショー出展社一覧・会場配置図

次回(第18回)の福岡ミネラルショーは2023年4月14日(金)~16日(日)までとのこと。
ツーソンのショーの後だから色々また新しい石との出会いがありそうで、楽しみです。

入手した石のまとめ

ブルートパーズ原石(ブラジル産)

Art Crystal Tokyoさんからお迎えしたブラジル産のブルートパーズの原石です。
ブルートパーズの原石というと退色が心配になりますが、この産地のものはたぶん大丈夫(ただし、気を付けるに越したことは無い)とのこと。
(細かい産地名を聞き忘れたので、後で問い合わせようと思って忘れ続けています。【2022年12月7日追記:産地はVirgem da Lapa, Minas Gerais, Brazilとのことです。】)
若干欠けていたりする部分はありますが、色と手にずっしり来る感じに魅かれました。
普通に見ていると全体に青く見えますが、帰ってからよく見てみたところ、中央付近が無色でインクルージョンが多い層になっていて、その周りに青い部分があり、インクルージョンが多い部分によりその青色が拡散して全体が青く見えるようです。
(写真だと肉眼とかなり見た目が違って見えますが、無色と青に分かれている部分に関しては撮った方がその様子が分かりやすくなる気がします。)

光源によってもかなり色の見え方が違います。

ブルートパーズの癒しの波動(?)により夢の世界へ行きかけています。

コニャックシトリン原石(ブラジル産)

Art Crystal Tokyoさんでの予定外のお迎え第1弾。
ブラジルのコニャックシトリンの原石です。
(産地がミナスジェライスだということは分かっていますが、鉱山については現地の業者に確認してもらっています。【2022年12月7日追記:産地はGalileia, Minas Gerais, Brazilとのことです。】)
見た瞬間に一目惚れして欲しい!となったんですが、仕入れの際も一目惚れしてすぐ仕入れを決めたとのことだったので、きっと石に人を惹きつける魅力があるんだろうと思います。

厚みがあるので濃いこげ茶色のスモーキークォーツに見えますが、手で持った状態で見るとそこまで濃い感じではなく、反対側まですっと見通せる感じです。

蛍光灯ではなく太陽の光だと色にもっとオレンジみが出てきれいとのことですが、購入後ずっと曇っていてまだ真の力を発揮しているところを見ることができていません(仕事がない日・時間帯に限って曇りや雨ばかり)。

トルマリン原石

Art Crystal Tokyoさんからの予定外のお迎え第2弾。
トルマリンの原石です。
これもブラジル産ですが、閉場間際で慌てていたので産地の情報を詳しく聞き忘れてしまいました(早く問い合わせないと・・・【2022年12月7日追記:産地はSão José da Safira, Minas Gerais, Brazilとのことです。】)。

最近、トルマリンが欲しいと言い続けていたからなのかは分かりませんが、紹介してくれました。
結晶の形やバランスが良く、これまでもトルマリンを買いに行こうと思っては結局別の石を買う、というのを繰り返していたので、いい機会だと思いお迎えすることにしました。

黒い背景のせいか写真では明るめに見えていますが、肉眼ではもう少し全体に暗めの色に見えます。

ぱっと見は暗めのグリーンですが、光を当てるとはっきりとした緑色になり、ブルー寄りのグリーンからイエロー寄りのグリーンまでグラデーションになっているのが分かります。

先端部にはかなり青っぽい層があります。

また、内部にピンク色の部分があり、光を当てるとウォーターメロンタイプであることがはっきりします。

トップが平らになっていて安定するので、逆さにしています。

写真は単結晶タイプですが、クラスタータイプのものもあり、同じような特徴をしています。

アクアマリン

こちらは絹麻さんのところにあったアクアマリンで、首にかけることができるように細工されています。
ブラジルのMimoso do sul産とのこと。
先端に行くにつれて細くなっていて、いわゆるコークボトルタイプと呼ばれるものにかなり近い形をしているように思います。

通常のアクセサリーだと金具を使ったりすることが多いですが、絹糸で編んで石を留めているらしく、長さを調節する部分も石(水晶?)でできていたり、首の後ろ側に来る部分にも石が留められている(後ろ側に対する魔除けらしい)など、細部にも色々とこだわりがある感じが良い印象です。
他にもめちゃくちゃきれいな水晶が複数あってそちらと迷ったんですが、結局このアクアマリンにしました。

小さめですが、色もかなりはっきりしていて存在感は結構あります。

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