ミネラルショー/ミネラルフェア

天然石を販売しているお店は実店舗、ネットを含め数多くありますが、そうしたお店が一堂に会して行われる展示・販売会をミネラルショーとかミネラルフェアと呼びます。
規模の大きなショーはたいてい東京近辺(たまに大阪、名古屋、京都など)で行われますが、小規模なものも含めると全国各地でほぼ毎週と言っていいくらいの頻度で開催されています。
ミネラルショーに行く(行った)話については主に「とり氏日記」の方で書いていますが、ここではショーに行こうかどうか迷っている人向けに、自分自身の体験を踏まえてのミネラルショーに行く利点や注意点、よく聞かれる質問をまとめてみようと思います。

【参考】ミネラルショーに行く(行った)系の話は↓で書いています。

とり氏日記2021~

ミネラルショーに関してよくある質問

売られている石の種類は?

ショーの規模にもよりますが、たいていのショーでは鉱物を扱っている業者から加工を得意とする業者まで集まってくるので、鉱物標本、ルース、ジュエリー、パワーストーン向けのビーズのようなものまで幅広く売られています。
各ミネラルショーのウェブサイトやSNS等で出展業者の一覧が出ているので、それを事前に見ると大体の傾向が把握できると思います。

クレジットカードは使えるか?

ほとんどのお店で使えます(あくまで筆者の経験の範囲内では、これまでに使えなかったケースはありません)。
ただし、お店によっては手数料分が上乗せされ、現金で購入する時よりも高くなる可能性があります。
(もしくは、現金だったら値引きしてもらえるところがカードだと値引きなしとか。)

偽物が売られていたりはしない?

これは「偽物」というのをどう定義するかによります。
天然のまま何の処理もされていない原石のようなものもあれば、天然の石だが着色された石や、天然の石を樹脂で固めて加工したりしたような石も販売されていますし、お店によっては、人工の石を売っていることもあるでしょう。
人工の石を天然だと偽って販売したり、ガラスをダイヤモンドだと偽って販売するような場合は明らかに偽物を販売したということになりますが、加工処理された石を加工処理された石として販売したり、合成(人工)石を合成石として販売すること自体は問題のない行為です。

ミネラルショーに出展している業者さんであれば、石の種類を偽って販売するというようなことはないと思いますが、人為的な処理がされた石を販売することは普通にあることなので、もしあなたが無処理の石しか認めないという立場なのであれば、購入時には気を付けないといけないということになります。(「この石は〇〇処理がされていますか?」のように尋ねれば正直に答えてくれると思うので、購入する側にもそれなりの知識が求められることになります。)

ミネラルショー、ミネラルフェア、ミネラルマルシェ、・・・など様々な名称があるが、違いは?

日本国内で行われているミネラルショーにはいくつか系列のようなものがあって、微妙に名称が異なっています。
どんな違いがあるのかと気になる人もいるかと思いますが、恐らくは主催する団体がどこなのかという違いであって、基本的にはほぼ変わらないと考えて大丈夫でしょう。
(もしかすると厳密には違いがあるのかもしれませんが、あくまで一般参加者としての目線では、違いはありません。)

入場料は必要なのか?

たいていのショーは入場無料なので、地元のお祭りに参加するのと似たような感覚で参加してみることが可能です。
一部のショーについては事前にチケットを購入しておかないといけない場合があります。
2021年で言うと、東京国際ミネラルフェア(新宿ショー)や東京ミネラルショー(池袋ショー)はチケットが必要です。
その他、石ふしぎ大発見展や石フリマの系列のショーもチケットが必要です。
(イメージ的には、規模が大きなショーだとキャパの関係もあるのでチケットが必要という感じでしょうか。)

チケットが必要かどうかも、個別のショーのウェブサイト等で調べることができます。

ミネラルショーの特徴・利点など

見比べることができる

ネットでの購入だと実物を見てから買うことができないのが一般的ですが、実店舗を持っているお店であれば、実物を見てから購入するかどうか決めることができます。
複数のお店(例えば、A店とB店とC店)の商品を見比べて購入したいというような場合、商品を借りて持っていくのは難しいので、それぞれのお店で実物を見て、価格や記憶の中での石の見た目同士を比較するということになりますが、価格はともかく、記憶というのは曖昧なものなので、石の見た目を正確に比較するのは相当難しいです。
ミネラルショーの場合、たくさんの業者さんが一つの会場に集まっているので、複数のお店の商品を見比べることがしやすい環境になり、価格や品質面で様々な検討をしながら購入することができることが利点の一つだと言えるでしょう。

また、石を見る目を育てるには、たくさんの石を見る経験が必要になります。
もちろん、ネットや町中のお店でもたくさんの石を見ることはできますが、ミネラルショーの場合は複数の店舗が集まっているので、たくさんの石をより効率よく見ることができ、これも利点の一つと言えるでしょう。

普段は一般向けに販売していない業者さんが出展していることもある

ミネラルショーに出展しているお店の中には、普段は実店舗・ネットとも一般向けの販売をしておらず、購入できる機会はミネラルショー当日のみというところがあります。
我々のような一般の購入者にとっては、そういうお店に出くわすというのはレアキャラに遭遇したみたいな感じですね。
そういうお店は特殊な商品を扱っていたり、特定の種類の石にすごくこだわりがあったりといった特徴がある場合もあるので、買う買わないは別として、商品を見せてもらったり話を聞かせてもらったりするといい経験になるでしょう。

価格が安いかどうかは何とも言えない

ミネラルショーだと通常よりも割引してくれたり、特別セール品があったりして、普通に買うよりも安く買える機会が割とあります。
ただ、天然石の場合は同じ種類の石でも品質によって値段が大きく変わるので(同じ牛肉でも、松阪牛と普通の牛肉で値段が大きく違うのと同じだと思えばいいでしょう)、本当にお買い得なのかどうかはなかなか判断が難しいところがあります。
品質と価格を総合的に判断して、自分が納得できればそれでいいのだと思います。

現金だと割引になる(カードだと必要になる手数料分引いてもらえる)ケースが多いので、よりお得に買いたいなら現金を準備しておくと良いかもしれません。

割引に関して言うと、最終日の終了時刻間際になると、もう最後だからさらにおまけして割り引いてもらえる可能性が高くなるかもしれません。
ただし、最終日に残っているのはある意味で売れ残りのものなので、良いものはあまり残っていないという見方もできるでしょう。
初日に見かけてぜひ欲しいと思った石が、最終日まで残っていてさらに安く買えたというパターンならラッキーと言えますね。

ちなみに、筆者にとっては割高で買ってしまうことよりも他の人に買われて手に入らなくなってしまうことの方がショックが大きいので、欲しい石はできる限り早く買ってしまうことにしています。
この辺のことは個人の考え方次第でしょう。

急な入場制限に注意が必要

新型コロナウイルスの影響で、規模が大きいショーになると入場制限がかかることがあります。
地元で行われているショーに行く分にはそこまで気にならないかもしれませんが、遠方のショーに出かけたのに入場制限がかかって入場できなかったみたいなことになるとショックが大きいので、情報は適宜確認することをお勧めします。

筆者自身の経験で言うと、福岡から東京のショーに出かけたものの、午前中に会場に行ったら入場制限で入れず、17時からの分の整理券しかありませんと言われ、17時まで待ってようやく入場できたという事例がありました。
事前にホームページ等を見ていても入場制限云々という情報はなく、なんでこんなに待たないといけないのかとかなりストレスがたまりましたが、今思うと入場できただけまだましだったのかもしれません。

まとめ

出展業者さん的にはどうなのかわかりませんが、天然石が好きな一般人にとっては、お祭りに参加する気分で楽しむことができるミネラルショーは一度は行ってみる価値があると思います。
筆者が会長を務めている福岡パワーストーン愛好会(仮)でも定期的にミネラルショー行きの計画を立てて会員の人たちと一緒に参加していますが、参加した人たちの反応は「楽しかった」「また行きたい」など好意的なものが多いです。
地域によって頻度はまちまちですが、年に数回程度は自分の地元やその近隣地域で開催される機会があると思うので、日程をチェックしてぜひ参加してみてください(日程については、「ミネラルショー」で検索すると一覧にまとめてくれている便利なページがたくさん見つかるはずです)。

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