新型コロナ発生以降、とり氏はこの1年半ほどステイホームをし続けてきています。
このブログを開設したのは2021年3月ですが、もともと引きこもり系の鷹であるところにステイホームが重なって、とり氏はブログ開設以降一度も外に出ていません。
そんなわけで鷹と天然石のブログなのに鷹の話題がほとんどない状態が続いてきましたが、先日久しぶりにお出かけしてきたのでその様子をまとめてみました。
なお、行ったのは2021年8月28日で、以下の内容はその時の情報に基づくものです。
もくじ
野河内渓谷(福岡県福岡市早良区)
今年は8月にしては異様なまでに晴れの日が少なく、福岡はずっと雨や曇りの日が続いていましたが、最近ようやく晴れの日が出てきました。
2021年8月28日(土)は朝からとてもいい天気で、久しぶりに夏らしい空が見れました。
とり氏は引きこもり系の鷹なので、普段は外の様子に関心を示すこともあまりないのですが、ずっと雨続きだったこともあってか、朝からやたらに外を眺めていて、昼過ぎになってもずっとそうしていて、なんだか外に出たそうにしているように見えたので、久しぶりに外に連れていくことにしました。
ちなみに、新型コロナ発生以降、とり氏は1年半ほどステイホームを厳格に守り続けているので、外に出たのは半年ぶり(このブログを開設してから初)となります。
さて、どこに行くかなと色々考えた結果(外に行くとは言っても、新型コロナ感染対策的にも万一人にケガをさせてしまう可能性を減らす意味でも、人が少ないところでないとまずいし、とり氏は暑いとすぐにバテバテになってしまうので涼しめのところがいい、ということで自然と行先は限られてきますが)、家からそれほど遠くなく、かつずっと行ってみたいなと思っていた野河内渓谷に行ってみることにしました。
Googleマップさんによると、とり氏の家(福岡市内)から野河内渓谷までは車で30~40分程度で行けるとのことで、早速とり氏に移動用のケージに入ってもらって(と言っても、とり氏はケージに入るのが大嫌いなので、散々暴れまくった挙句ようやくケージに押し込めてというのが正しい表現かもしれませんが)さっそく出発。
道中は車も少なくすぐに目的地に到着しました。
この時すでに16時をまわっていたくらいでしたが、8月最後の週末だったためか駐車場は車でパンパンで、その周りの州茶スペースっぽいところも車だらけでした。
初めて来た場所というでどんな雰囲気の場所かもわからないので、とりあえずとり氏を外に出す前に一人で下見に行ってみることにしました。
とりあえず偵察
駐車場から渓谷の入り口付近までは歩いて5分くらいで、看板もあるので迷うことはありませんでした。
入り口付近から徐々に気温が下がりはじめ、入り口の看板付近では明らかに涼しさを感じます。
なお、途中にあった看板のローマ字表記ではNogochi Keikokuのようになっていて、「のごうち」か「のごち」かよく分かりませんでしたが、帰ってから福岡市公式Youtubeで「のごーち」のように発音していたので、どうやら「のごうち」が正しいようです。
(「のかわち」が「のこうち」になって連濁(「ごみ」と「はこ」で「ごみはこ」ではなく「ごみばこ」になるような感じで、単語と単語が組み合わさった際、2つ目の単語の最初が濁音になる現象のことです)によって「のごうち」になるところまではいいとして、短母音化を起こして「のごち」になるかどうかというところで、地名ならそういうのもアリっぽいなあとか色々考えたりしてちょっと楽しかったです。)
この看板からすぐのところあたりからが川が流れているのが見えて、中に入って遊べるようにもなっているのですが、ものすごい人で密状態でした。
人の大半は子供連れのファミリーで、それにリア充カップルがちらほら混じっているという感じでした。
そこからさらに奥に進むと多少人の数は減りますが、それでもやはり人が多く、野外とはいえかなり密状態でした。
とり氏を連れてきて水遊びさせられるような雰囲気ではなかったので、途中で見かけたパン屋さんに寄ったりしつつ、いったん車に戻りました。
とり氏出動
渓谷の方は人が多かったので、とりあえずとり氏を連れて渓谷とは逆の方向に散策に行くことにしました。
ケージのドアを開けてとり氏に出てきてもらおうとしますが、全く外に出ようとする気配がありません。
ケージに入っているのが大嫌いなこともあって、以前はドアを開けたらすぐに飛び出してきていたんですが、ここ最近コロナ禍で長いこと外に連れていっていなかったので、すっかり臆病になってしまったようです。
そのまま30分ほど経過しても出てくる気配が全くないので、ケージごと持って散策に行くことにしました。
駐車場から渓谷とは反対側に川の流れに沿って歩いていくと、お蕎麦屋さんやカフェらしきお店を発見・・・ですが緊急事態宣言のため休業中のようでした。
そのまま30分ほど歩いていたところ、とり氏がちょっと外に出たそうなそぶりを見せたので、再度ドアを開いてやると結局また怖がって出ない、というのを3~4回繰り返した結果・・・ようやく出てきました。
とり氏、渓谷内へ
とり氏がようやく外に出てきてくれましたが、時間が18時近くなって日が傾き始めてきたので駐車場の方へ戻ると、なんと、先ほどまで大量に存在していた家族連れやリア充たちの車がほとんど消えているではありませんか。
これなら大丈夫そうなので、急いでとり氏を連れて渓谷へ向かいました。
渓谷に入ってすぐのところ~ちょっと上ったところは、歩きやすいように道が整備されているし、川の流れも膝くらいまでの適度な深さがあって、中に入って遊べる感じになっていました。
で、そこよりもさらに奥の方は道が岩でごつごつした道が続いていて、より渓谷っぽい雰囲気になっていました。
18時過ぎていたので、暗くなるまでに行けるところまで行ってみようということで急いで奥へ突入。
奥に行くほど木が茂って薄暗い感じになり、もののけ姫の舞台っぽい感じになっていきます(夕暮れ時だったから余計にかもしれません)。
道も岩だらけでちょっとバランスとりにくい感じですが、左手にとり氏、右手にスマホ持った状態で普通のスニーカー履いててもまあまあ進むことはできました。
途中、「ダゴ岩」という看板がある大きな岩がありましたが、暗すぎてうまく映らなかったのでスルーし、さらにその奥へ。
かなり奥の方まで来ると、グーニーズに出てきそうな滝(矢渕滝というそうです)がありました。
(が、グーニーズと言っても知らない世代の人も多い気がするので、ウォータースライダーっぽい滝と言い換えておきます。直下型ではなく、ジェットコースターみたいな感じの急流という感じです。)
矢渕滝のすぐ先に行くと、歩ける感じの岩場がなくなっていて、どうもここが遊歩道の終点に当たるようです。
看板には「風涼峡」とあり、実際にかなり冷たい風が吹き抜けていく感じです。
渓谷入り口付近も充分に涼しかったですが、ここまで来ると半袖だと寒いくらいの感じでした。
遊歩道の一番奥まで、とり氏を手に載せつつ写真を撮りながらでも20分かからないくらいだったので、余裕で日が暮れる前に戻ってくることができました。
行ってみての感想・留意点など
野河内渓谷には今回初めて行きましたが、水のきれいさや渓谷独特の空気感が非常に快適で、パワーストーンの浄化等を考えている人にとってもパワースポットとしてとても良い場所だと感じました。
実際、今度は石を持ってきて渓谷の水で浄化したいと思っています。
行ってみようかなという人へ
入り口付近で水遊びをするのがメインであればサンダルでも充分ですが、遊歩道の一番奥まで行く場合は多少岩がごつごつしたところを通ったりもするので、ある程度滑りにくい靴を履いておいた方が良さそうです。
夏は水遊びや避暑に来る人が多そうなので、特に子供連れの家族やリア充カップルが多そうなので、物理防御だけでなく精神防御も高めてから行った方が安全かもしれません。
それから、渓谷のちょっと奥の方になると携帯が圏外だった(少なくともauの場合)ので、万一奥の方でケガをしたり、最近流行りの酸素飽和度が急に下がったりしても助けを呼べない可能性があります。
体調が悪い場合は無理せず、一人で行く場合も知り合いに行先は言っておいた方がいいかもしれません。
(自分の場合はそれを知らずに日が暮れる直前に1人で奥に入っていってしまいましたが、後から考えるとちょっとリスキーな行動でしたね。)